LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は、全国の一戸建て(持ち家)に暮らす既婚女性500名を対象に、住まいにおける女性の決定権についての調査を、今年3月14日〜21日にかけてインターネット調査で実施した。
住まいの場所や間取り、住宅設備の最終決定についての質問では、「夫が決めることが多かった」「どちらかというと夫が決めることが多かった」との回答が43.0%、「自分が決めることが多かった」「どちらかというと自分が決めることが多かった」との回答が36.8%となり、夫による最終決定が妻に比べてやや多いことが分かった。
住まいの建築先(購入先)の決定については、「夫の意見で決めた」が29.3%、「自分の意見で決めた」が15.3%、「夫婦で話し合って決めた」が52.4%だった。
住まいを建てた(購入した)とき、 妻の意見の方が強かったことについては「キッチンまわりの機器やデザイン」が54.1%、「各部屋のカーテンや壁紙」が39.8%、「家の間取り(部屋数、部屋割りなど)」が30.1%で上位だった。そのほか、「トイレまわりの機器やデザイン」(28.8%)、「浴室まわりの機器やデザイン」(25.1%)など、水まわりの項目も目立った。
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