住宅リフォーム推進協議会はこのほど、2009年度の住宅リフォーム実態調査報告書をまとめた。築年数の経過した住宅のリフォームが増加しているが、大規模リフォームは減少傾向にある。
リフォームを行った住宅の築年数を経年的に比較すると、戸建て住宅、マンションともに築年数の経過した住宅の割合が増加している。今回の調査では、20年以上経過したものの割合が、戸建て・マンションともに6割(不明も含む)を超えた。
ただし、大規模な改修は減少傾向にある。戸建て住宅では、300万円以下の工事が前年度の調査結果34%から37%に増えた。マンションでも500万円超の工事が減り、500万円以下の工事が増えている。
同調査は、2008年1月から12月に実施した工事が対象で、施工した事業者が回答している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。