野村総合研究所は、「地震防災対策に関する意識調査」を実施し調査結果をまとめた。その結果、過半数の人が、近い将来、「大規模な地震に遭遇する」「居住している住宅が甚大な被害を受ける」と回答しているものの、住宅の耐震化が必要とみられる人の過半数は、耐震化を必要とは考えていないことがわかった。
調査は、2009年8月1日から2日にかけて、インターネット上で全国の家計の主なる担い手2500人を対象に行った。
耐震化が必要とみられる人に、住宅の耐震化について聞いたところ、「耐震改修が必要」と考えている人は44.8%にとどまった。残りは、「必要だと思わない」10.5%、「必要かどうかよくわからない」32.3%、「あまり興味が無く、考えたことがない」12.4%と回答。
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