首都圏の25歳以上の男女が、5年以内に住宅計画を持つ割合は、前年に比べ7ポイント上昇していることが、不動産・住生活に関するシンクタンク、東急住生活研究所の調査で明らかになった。
調査は、同社が定例で実施しているもので、2006年からスタートし今回で4回目。首都圏の25歳以上の男女に対し、購入・賃貸・リフォームなど住宅に関する様々な計画についてたずねている。
調査結果によると、30代前半を中心に住宅計画率大きく上昇しており、住宅計画保有者の「買時感」は前年比3割上昇し、ほぼ7割となった。反対に、「特に何もない(=予定はない)」の回答は10ポイント減少し、71%から61%となった。
また、実際に購入した層は、計画保有者全体の平均年齢より低く、若年化が進んでいる。購入動機は「家賃が高い」「家賃を払うのがもったいない」といった「経済的要因」が大きい。
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