安心・安全・耐久性を備えた防蟻断熱材など３製品を展開

　シップス・ジャパン（静岡県富士市）は、防蟻性能が半永久的に持続する断熱材「パフォームガード」、防蟻性能を備えた大型構造用断熱パネル「ＲコントロールＳＩＰｓパネル」、米国で１００万戸を超える採用実績をもつ「ボラ・ケア」の３製品を販売している。

　米国ＡＦＭ社製の防蟻断熱材「パフォームガード」は、成分の自然分解がないため、防蟻性能が半永久的に持続し、土壌汚染もない。ホルムアルデヒド等の有害物質の発生のないシックハウス対策規制対象外建材として、健康や環境にも配慮した製品となっている。また、対象建物の竣工日から１０年の間にシロアリの食害で貫通して建物に損害が生じた場合、損害発生前の状況に修復する原状回復費用（最高５００万円）を保証する「基礎断熱システム１０年保証」を備える。

　「ＲコントロールＳＩＰｓパネル」は、ＡＦＭ社特許の防蟻断熱材を芯材として両面に構造用面材ＯＳＢをプレス接着した大型の構造用断熱パネル。両面のＯＳＢ・専用気密シール剤（Ｄｏ－Ａｌｌ－Ｐｌｙ）などすべての部材の内部まで人畜無害の防蟻・防腐剤で処理済み。パネルの構造強度は壁倍率５倍。屋根パネルとして使用した場合、床倍率として３．５倍率の強度を持つ。

　ナイサス社製の「ボラ・ケア」（防腐・防蟻薬剤）は、安心・安全・耐久性、これからの環境に配慮した脱農薬系木材保存剤。米国において脱農薬系として１００万戸を超える採用実績があり、シロアリ被害は０件。（社）日本木材保存協会の認定薬剤に指定されており、フラット３５、住宅性能表示制度・劣化対策等級３に定める現場処理用の防腐・防蟻薬剤（土台以外の木部の防腐・防蟻処置剤）として使用できる。特徴は、（１）無機質で分解しない長期有効な防蟻防腐、（２）低毒性で安全（食塩以下の毒性値）、（３）揮発性なしニオイなしの快適な施工、（４）コンクリート表面にも塗布可能（基礎立ち上がり塗布でシロアリ侵入防止）、（５）水希釈し簡単に現場で塗布施工可能、など。

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