子育て世代をメーンターゲットに、輸入建材や天然素材を使ったシンプルモダンなコンセプト住宅をVC展開するハグハウス(ヤマチコーポレーションハグハウスVC事業本部、本社・札幌市)は、このほど新商品として「ニューヨーカー」を発売した。「家族のセンスを育てるニューヨークスタイル」をコンセプトとし、30代半ば以上の「かっこいい」にこだわるハイセンスなニッチ層への訴求を狙う。
約34坪(木造2階建て)の大きさで、外観のモチーフは「ニューヨークのブルックリンにあるような家」。塗りの外壁は、むらのあるアンティーク風の仕上げで、外観は3つのタイプから選べる。室内は、アンティーク加工を施したオーク(表面)のフロアに真っ赤な最新型のシステムキッチンを組み合わせるなど、ビンテージとインダストリアルの風合いがとけあったスタイリッシュな空間を創出する。
室内の生活導線については、ハグハウスのウリでもあり、これまで培ってきた「ファミリー導線」を反映。回遊式の家事効率が良い水廻りの導線を確保しているほか、キッチンから子どもたちが勉強している様子を見ることができるスタディコーナーも設けている。
加盟店により、2棟のモデルハウスの建築が具体化しており、そのほかにも複数の計画が進んでいる。VC事業本部では「万人うけするものはないが、確実に増えている潜在的なニーズを、この商品によって掘り起こして受注につなげてほしい」としている。
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