ハウスドゥ(東京都千代田区)は5月2日、京都市中京区に簡易宿所(素泊まり旅館)を建設するための土地を確保し、京町家をコンセプトとした素泊まり旅館のブランド「京町 離宮」を立ち上げて、建設および運営の準備を開始したと発表した。
「京町 離宮」ブランドによる簡易宿所事業は、訪日外国人の観光需要の増加を背景に、同社の強みである不動産情報力と、京都創業の企業として京町家のリフォームを数多く手がけた実績を活かして展開するもの。簡易宿所として旅館業の許可を取得できる物件を収益不動産として投資家へ仲介・販売し、同社が一括借上や運営管理受託の業務を行う。
人気観光地を中心に見られる客室の不足や価格の高騰への対応とともに、空き家・空地を活用する一つの手段としても期待できることから、今後、旅館業の取得を前提に「京町 離宮」建設用地および中古町家の取得・借上を積極的に行う。
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