住宅生産振興財団と住宅展示場協議会は、住宅展示場来場者を対象に住宅計画と住宅情報収集に関するアンケート調査を実施した。それによると、最も関心の高い情報は、間取り・設計だったが、計画の段階により消費者の関心が明確に違うことが明らかになった。 調査は、2007年9月15日〜9月30日までに総合住宅展示場に来場した人を対象に実施。有効回答数は712票。 回答者全体で関心の高い情報は、順に間取り・設計情報(39%)、建築費情報(37%)、家づくりの基礎知識(30%)だった。 ただ、住宅計画の段階別に関心の高さを比較すると、それぞれで明確な違いがあることがわかった。 白紙段階の来場者は「基礎知識」「間取り・設計」が上位だが、関心の分散傾向が強い。情報集段階の来場者の場合、「建築費」「間取り・設計」に加え、「土地・不動産情報」への関心を持つ人が多くなる。さらに絞り込み・契約段階の来場者は「建築費」「間取り・設計」に加え、「保証・アフターサービス情報」への関心が高くなるという。
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