山万(東京都中央区)は5月2日、千葉県佐倉市ユーカリが丘地区の一戸建住宅に居住する単身世帯または夫婦二人世帯を対象に、千葉銀行(千葉市中央区)と提携したローン「山万提携リバースモーゲージ」の取扱いを開始する。
同商品は、千葉銀行が2014年4月から取り扱っている「ちばぎんリバースモーゲージ」よりも借入枠の設定や担保評価の要件を緩和し、より利用しやすい内容でユーカリが丘地区限定として提供するもの。自宅を担保に一定の枠内で随時借入ができることから、リフォーム資金や老人ホームへ入居する際の入居一時金など、様々な使いみちに利用できる。
山万はこれまで、ユーカリが丘地区において、新築不動産へ住み替えの際に、それまで暮らしてきた住宅を査定額の100%で買取し、買い取った中古の不動産を若年層向けに大規模にリノベーションし再販する「ユーカリが丘ハッピーサークルシステム」や、高齢化対策としてCCRC(継続したケアを受けられる高齢者コミュニティ)の考え方を取り入れた「福祉の街づくり構想」を展開してきた。
千葉銀行は、山万が同地区で展開する街づくりを金融面で支援していくため、このほど同地区に限定した提携商品を用意した。地区を限定したリバースモーゲージの取扱いは千葉銀行として初となる。
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