国土交通省が4月28日、発表した3月の新設住宅着工戸数は、全体の実数で前年同月比8.4%増の7万5744戸だった。季節調整済み年率換算値は99.3万戸で前月比2.0%増。3カ月連続で前月を上回った。
持家は実数ベースで前年同月比4.3%増え、2カ月連続の増加となった。値率換算値は30.7万戸で前月比で4.6%増。3カ月連続で前月比プラスとなった。30万戸台は昨年6月以来9カ月ぶり。
分譲住宅は前年同月比26.0%増の2万2125戸で2カ月連続で前年同月を上回った。そのうち分譲戸建ては前年同月比8.4%増で、5カ月連続で前年同月を上回った。分譲住宅全体の年率換算値は前月比で12.5%増と2カ月連続2ケタ増となった。
同日発表の2015年度(2015年4月~2016年3月)の新設住宅着工戸数は前年度比4.6%増の92万537戸だった。うち持家は前年同月比2.2%増の28万4441戸。
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