積水化学工業・住宅カンパニーは、「アパートオーナーの意識と行動」調査を実施、調査結果を発表した。それによると、賃貸アパート経営の理由が「節税」から「資産運用」にシフトしていることがわかった。
調査は、賃貸アパートオーナーと将来的な建築意向者を対象に今年の1月に行ったもの。
アパート経営を考えた理由は、現オーナー、建築意向者ともに「収入増」、「資産有効活用」、「老後の私的年金」の順で多かったが、「収入増」を最大の理由にあげた人が現オーナーでは22%だったのに対し、建築意向者では35%と13ポイント高く、「資産有効活用」でも、建築意向者のほうが4ポイント高かった。
一方、節税などでは、現オーナーのほうが多く、アパート経営の理由が「節税」なから「資産運用」にシフトしていることがうかがえる。
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