セイキ販売(東京都練馬区)は4月21日、枠を外すことなく防虫網(ネット)だけを着脱できるマンションの引き違い窓用内付け網戸「室内付パネル網戸」を発売する。
近年のマンションでは、網戸落下防止のために室内側に引き違い窓用の網戸を取り付けるケースが増えている。一方、木額縁に転落防止用の手すりを設置したり、共用廊下側に面格子を設置するため、網戸の取り外しや網の掃除・張り替えがしにくいという課題があった。
新商品はこうした問題を解決するもの。
網戸レールの役割を果たす「四方枠」と、ネットだけを外せる「パネル網戸」で構成。ネット四方には樹脂製ファスナーが接着されており、網戸の縦枠内部にある樹脂形材がファスナーを挟み込むことでネットが抜けないようになっている。さらに、ネット上下部を着脱しやすい嵌め込み式にすることで、ネットだけを外して浴室や洗面所で丸洗いできるようにした。
施工も簡単。サッシの木額縁に四方枠を設置し、パネル網戸をケンドンで建てこむだけで手軽に取り付けることができる。
枠はシルバー、ステンカラー、ブラックの3色。価格は1万7100円(幅1200x高さ1100)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。