パナソニックが「スマートＨＥＭＳ」アプリ拡充、電力小売自由化に対応

　パナソニック（大阪府門真市）エコソリューションズ社は、同社の「スマートＨＥＭＳ」利用者向けに、節電や光熱費削減に役立つ情報をスマートフォンにプッシュ通知する無料の「スマートＨＥＭＳサービスアプリ」に新機能を追加する。電力小売自由化やＺＥＨに対応するもの。
　
　１０電力会社の電気料金プランのなかから、おすすめプランの診断ができるシミュレーションサービスを９月２１日にスタート。電気料金プラン変更の検討に役立てることができる。

　また６月２１日からは、世帯別の電気使用状況にあわせた分析や提案をするサービス「ＭｙＨＥＭＳ」を始める。
家全体の電気使用量やエアコン・冷蔵庫など分岐回路ごとの電気使用量を同じような属性の世帯と比較して、定期的にプッシュ通知。節電目標に対する進捗状況や結果、電気の使い方の改善を促す情報も伝える。

　このほか、電気自給率の見える化サービスも６月２１日に開始する。
　平成２８年度ＺＥＨ支援事業におけるＺＥＨビルダー登録制度では、ＺＥＨに対応する機能・サービスが求められるが、電気自給率の見える化により環境貢献意識を高める。