NTTスマイルエナジー(大阪市中央区)は、電力小売の全面自由化に伴い、太陽光発電の遠隔モニタリングサービス「エコめがね」のオーナー向けに、昼間(8時〜16時)の時間帯にFIT電気(太陽光)で100%供給する電力プラン「太陽のでんき」を5月中旬から提供する。沖縄と一部離島を除く地域を対象とする。料金体系、料金単価は今年3月まで契約していた電力会社の提供する規制料金メニュー(従量電灯A、BもしくはB、C)とほぼ同等を予定する。
FIT電気は、同社とエネット(東京都港区)が全国に約8000箇所ある小規模太陽光発電設備から合計約27万kW調達する。日本全国に分散していることにより、どこかの地域の天候が不安定でも、安定した供給が可能となる。
同プランでは、太陽光発電の売電量に応じて電気代の支払いに利用できる「エコめがねおすそわけポイント」の付与を行うほか、全ての客の電気代の1%に相当する金額を「再エネ応援ポイント」としてプールし、今後新たに太陽光発電を設置する人への導入支援金として販売パートナー経由で活用する。
同プランの開始にあわせて、同社は太陽光発電の販売パートナーを募集し、説明会を4月21日から全国で順次開催する。同プランの詳細および説明会の開催日程はこちら。
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