YKKAP(東京都千代田区)は、黒部荻生製造所(富山県黒部市)内に建設した「YKKAP R&Dセンター」の開設式を4月12日に行った。式には、富山県知事や黒部市長ら約80人が出席した。
センターには技術者や研究者370人が勤務し、専門分野の研究と高品質なモノづくりを実践する。YKKAPの技術の集積地として、研究・開発・検証・試験の機能を一カ所に集結。商品開発力の強化をめざす。
また、国内外の技術者・有識者に対して技術をベースにした価値提案を行い、信頼を構築していくという。
建物の外装には、温熱環境に配慮したダブルスキンカーテンウォールシステムを採用。樹脂窓によって断熱性能を向上させるなど、環境に配慮した商品によって、通常のオフィスと比較して約50%の一次エネルギーの削減を見込んでいる。
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