戸建住宅の地盤調査・地盤補強工事を手掛けるジャパンホームシールド(JHS、東京都墨田区)は4月4日、地盤調査・杭打ち工事データ不正防止システムの利用を促進するため、住宅地盤第三者認証システムを手掛けるジオサイン(東京都千代田区)と資本業務提携契約を締結した。
ジオサインはサムシングホールディングス(東京都江東区)の連結子会社で、地盤調査・改良工事プロセスの透明性を向上させ、最終的な説明責任を可能にするという基本理念の実現に向けて2008年に設立。同社が提供する住宅地盤第三者認証システム「G-Webシステム」は、調査・施工機械が現場で計測したデータをスマートフォンに直接取り込みWebサーバに転送することで、ミスや不正を防ぎ、データの信頼性を確保できる。
今回の資本提携締結により、JHSは自社で手掛ける物件で「G-Webシステム」の利用を促進し、2020年までに地盤調査で100%、杭打ちなどの地盤補強工事で50%まで拡大することを目指す。
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