ウィンズホームとユアハウスは、スマートフォンのGPS機能を利用した住宅施工写真管理システム「GPSHOT」を開発、このほど本格的に運用を始める。 新システムはスマートフォンのカメラで撮影した現場写真をサーバーに送信し、蓄積・保存するもの。撮影時にGPSの位置情報と時刻データを取得し、現場監督(撮影者)の現在地と、撮影場所の位置情報を比較して、一致しなければ写真に偽装や改ざんがあると判定し、サーバーが受け付けを拒否。不正を防ぐ。 指定部位の撮影基準を統一化する工程マニュアルに基づいて現場写真を撮影し、スマートフォンでマニュアルのQRコードを読み込み、写真をサーバーに送信することで、撮影内容の質も担保する。 現場写真は工事進捗とリンクしているため、予定通りに工程写真がサーバーに送信されていなければ、工期遅れと判定し、現場監督と管理責任者(決裁者)にメールを配信する機能も搭載している。 工程ごとに管理責任者のチェック機能があり、チェックされた写真は施主向け、不動産購入者向けホームページ(開発中)に自動公開も可能。
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