YKKAP(東京都千代田区)は東京・品川に体感型のショールームを開設した。4月6日、報道機関、関係者向けに内覧会を開いた。日常的になかなか知ることができない窓の性能を体感できる施設としてプロユーザーを中心に積極的に利用を進めていく。
「窓の良さを体感という形でストレートに伝える」ことをコンセプトに470坪のスペースに、350点の商品を展示する。
施設は目的別に「ガイダンス」「商品展示」「窓の性能体感」「コミュニケーション」の4つのゾーンで構成。そのうち、窓の性能を体感できるゾーンは最も大きくスペースが割かれている。
この体感ゾーンの目玉は、「旧省エネ基準」クラスから「パッシブハウス」クラスまで断熱性能の違う5つの体感ルーム。摂氏0度~マイナス5度に設定された擬似屋外空間に、5つの擬似住宅を設置し、断熱性能による冬の室内環境の違いを体感できるようにしている。それぞれ暖房空間と非暖房空間が設けられており、ヒートショックも体感できる。
一般向けの営業は6月2日から。
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