住宅メーカーで建設資材販売を手がける北洲(宮城県黒川郡)はこのほど、サイディングプレカット「HSPシステム」において、タブレットで短時間に現場計測ができる新たなシステムを開発した。
新しいシステムでは、必要最低限の計測箇所が指定された図面をもとに、タブレットと連動したレーザー距離計とスケールを併用して計測を行う。計測完了箇所の色が赤から青へ変わるため、計測漏れや記入間違いなどの人的ミスを減らすことができ、時間と手間の大幅削減が実現する。一般的な物件であれば、1人で2時間程度での計測が可能という。
計測データをもとに設計図面との誤差を照合しながら、精度の高いカット図面を作成することで、ダクト・電気配線・板金部分などの複雑な部分まで、現場で再加工の必要がないフルプレカットが可能となる。
同社は現在、新システムの加盟店を募集している。HSPシステムのウェブサイトはこちら。
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