エコワークス(福岡市博多区)は4月1日、2016年4月以降の着工物件全棟において、第三者認証(BELS=Building Energy-efficiency Labeling System)による省エネ性能表示に取り組むことを発表した。
今年4月から施行される「建築物省エネ法」に基づく省エネ性能表示制度で定められた「販売・賃貸事業者の表示の努力義務」(第7条)に基づいて取り組むもので、建築物のエネルギー消費性能の見える化を通じて、「住まいの燃費」を分かりやすく伝えるとともに、性能の優れた建築物が市場で適切に評価される環境の整備を推進する。
同法の改正に先駆けて、同社はこのほど、熊本市北区の物件で「BELS認証」第1号を取得。同物件は経済産業省の「平成27年度ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」の補助を受けたもので、ゼロエネを達成するとともに、設計一次エネルギー消費量で最高ランクである5ツ星を取得した。断熱性能はUA値0.42W/m2・Kとなり、ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)の強化外皮基準を超えて、HEAT20が提唱するG2グレード(UA値0.46W/m2・K、 6・7地域)をクリアしている。
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