植松商事(宮崎県宮崎市)が開発した、屋根一体型の太陽光発電カーポート「SOLA + CARPORT(ソラタス カーポート)」が今年3月、宮崎県東諸県郡国富町に採用され、同町役場駐車場に設置された。同製品は、薄型・軽量ソーラーパネルを使用した屋根一体型カーポートで、公共施設用や住宅用に活用できることから注目を集めている。今回の国富町に納入した製品はソーラーフロンティア社製モジュールを搭載したもので、各メーカーのモジュールへの対応が可能となっている。
同製品の特徴は、(1)モジュール厚さ23~50mmの各種太陽電池モジュールに対応、(2)積雪30cmまで標準仕様、150cmまで積雪仕様として対応可能、(3)ブラックとシルバーの2色で構成し、柱を斜めに立ち上げるなど意匠性が高い、(4)独自技術によりコーキングを使用しない止水構造を実現、(5)施工製・耐久性の高いアルミ材を使用し、太陽電池モジュールの取り付けが容易なインサーション方式を採用、など。
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