マンションの企画開発・販売を行うベストウェイ(東京都目黒区)は3月31日、民泊型マンション事業に進出すると発表した。都心の一等地に新築民泊対応マンションを開発し、用地の仕入れから設計・施工、販売、運営管理までをワンストップで行う。都内を中心に5ヶ所で建設を予定しており、すでに都内13物件で実験的に展開しているという。
同社が提供する民泊型マンションは、インバウンド需要の増減にあわせて、民泊マンションとしても、賃貸マンションとしても臨機応変に対応できるもの。民泊として運用しやすいように、隣接住戸の壁に開口部を設け、多様なニーズにこたえる事が出来るコネクティングルームを提供するなどの設計を行う。
付帯設備では、防犯カメラの増設、スマートロック等を使った鍵システムの簡略化、コインランドリーの設置などを施す。防音対策としては、話し声や音楽を遮断するため、窓の二重サッシや防音玄関ドアなどを採用する。運営管理はすべて旅行会社や不動産会社に対しサブリースを行う。
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