4月から、建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示の努力義務化と、第三者認証の1つ「住宅版BELS」がスタートする。
これにともない、第三者認証業務を行う日本ERI(東京都港区)は、「エネルギーパス第三者認定書」の内容を改定する。
おもな改定点は次の3つ。
(1)最高等級「SS」ランクを追加
従来の「S+」ランクの上に「SS」ランク(省エネ基準相当住宅に比べて必要エネルギー量が50%以下)を設定。
(2)光熱費削減の予想額を明示
省エネ基準相当住宅と比較した光熱費の予想額を明示することで、省エネ性能向上のメリットをわかりやすく説明。
(3)省エネ性能の表示努力義務に対応
一次エネルギー消費量を下部に追加。
また同社では、エネルギーパス第三者認証と住宅版BELSの併用を提案。2つを併用し、確認検査と住宅版BELSを同社に申請し、第三者認証を4月1日〜2017年3月31日までの期間に申請する新築について、第三者認証業務の料金を無料にするお試しキャンペーンを実施する。
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