リノベる(東京都渋谷区)と東京急行電鉄(以下:東急電鉄、同)は3月29日、1棟リノベーションマンション事業における業務提携と出資について基本合意した。中古住宅が増加している東急線沿線の住宅市場の活性化をねらう。
業務提携では、リノべるが取得した不動産物件情報を東急電鉄に提供するほか、取得リノベ物件について商品企画・販売について共同で検討する。
これにより東急電鉄は、仕入れ物件に関する情報ネットワークの拡大、企画力と事業検討スピードの向上を図り1棟リノベマンション事業を強化したい考え。一方のリノベるは、東急電鉄のブランド力と資金力を活用することで単体では難しかった1棟リノベマンション事業を実現する。
また、東急電鉄のグループ会社のイッツ・コミュニケーションズ(東京都世田谷区)が展開するホームオートメーションサービス「インテリジェント ホーム」と、リノベる開発の「スマートハウス用リノベーションプラン(仮称)」を組み合わせて次世代のまちづくりに挑戦していくとする。
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