松下電工は、気象庁が10月1日から提供する予定の一般向け「緊急地震速報」を利用した、マンション向けインターホン設備「マンションHA『緊急地震速報』対応システム」を、9月1日に発売する。
同システムは、気象庁が出す「緊急地震速報」をもとに、地震警報を棟内全住戸に対して一斉に知らせるもの。各住戸に設置した住宅情報盤で、液晶画面と音声メッセージによって知らせる。
震度3以上5弱未満と、震度5弱以上の2段階で知らせ、震度5以上の場合はドアホン子機からも音声メッセージが鳴動、廊下にいる居住者にも知らせることができる。
このシステムはNTTコミュニケーションズ、NTT東日本および西日本の「フレッツ光」などのサービス提供エリアならば導入が可能。標準価格は、概算で100住戸につき約1800万円(税別・工事費別)。
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