埼玉県住まいづくり協議会(会長:風間健高砂建設社長)に所属する中央住宅、アキュラホーム、高砂建設の3社は、共同による次世代型の街区開発を進める。さいたま市が公募した低炭素化、防災、コミュニティ形成などの観点でモデル的な街区開発を行う「スマートホーム・コミュニティ事業」の採択事業。
開発規模は、中央住宅21棟、アキュラホーム6棟、高砂建設6棟の全33棟。全棟150m2以上という、ゆったりとした区間が特徴。住宅の性能は、有識者の集まりが策定した高性能住宅基準「HEAT20」のG2グレード(ゼロエネルギー仕様)で、低炭素認定を取得する。災害時でも室温摂氏13度以上を目指す。
宅地の一部を使い、住民が共同で維持管理する共有地に電線などのインフララインを地中埋設するなど新たな取り組みを試みている。3社が2年間フォローしてコミュニティの醸成も進める。
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