自然エネルギーの普及促進に取り組むラプラス・システム(京都市伏見区)は、同社の本社敷地内に京都・伏見の伝統的な町並みや景観に調和した「耐火木造建築オフィスビル」を建築する。今年1月に着工し、3月に基礎工事を開始した。社員急増に伴い新築するもので、自社ビル用途の「耐火木造建築」は京都で初めてという。竣工は9月末を予定する。
同ビルは、木のやさしさを存分に活かした京町家風の4階建て。快適な職場環境を社員に提供するだけでなく、歴史と伝統のある景観にマッチし、自然環境にも配慮した「これからの新しいオフィスビルの形を提案するもの」となる。100年後にも残る、未来の京都に引き継がれる文化遺産となることを目指し、施工会社、銘木師と協力して建築を進める。
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