三井ホーム(東京都新宿区)は、ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)対応で「高いエネルギー収支」を実現するフリー設計商品「green’s ZERO(グリーンズゼロ)」を3月19日から北海道・沖縄を除く全国で発売する。
同社の「green’s(グリーンズ)」は、自然の“緑”と“風”と“太陽”を活かすプランニングの工夫を取り込むエコデザインに、スマート設備を組み合わせた環境配慮型住宅として2011年に発表した商品。2012年には、柏の葉実証実験住宅「MIDEAS(ミディアス)」として、エネルギー・スマート技術の最適化を目指し実証実験を行ってきた。
新商品の「グリーンズゼロ」は、断熱・気密性能の高い「プレミアム・モノコック構法(2×6)」と最新の省エネ・創エネ仕様を組み合わせ、健康快適空調「スマートブリーズ」を装備したもの。断熱性能は、ZEH断熱基準として定義される「強化外皮基準UA値0.6W/m2K相当以下」を上回るUA値0.46W/m2Kを達成している。
高い断熱性能と高効率な創エネ設備の採用により、一般的なZEHに比べて30%程度のエネルギー収支改善が可能となり、ZEH基準では対象外となる家電を含めた電気代ゼロまで実現するという。
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