一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(東京都渋谷区)は3月15日、次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを発掘、評価、表彰する第2回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」の受賞を発表した。
住宅関連では、LIXIL住宅研究所(東京都江東区)/本田技研工業(東京都港区)の「次世代レジリエンスホーム『家+X』 Powered by Honda」が特別顧問賞 古屋圭司(初代国土強靭化大臣)賞、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)の「木造住宅の耐震診断・補強による国土強靭化」が金賞(企業・産業部門賞)を受賞した。
最優秀レジリエンス賞の住宅・建築部門では、小野田産業(静岡市清水区)の「PerfectHouse Project」、竹中工務店(大阪市中央区)の「日本一の超高層ビルを支える高いBCP性能と環境技術」、ニチハ(愛知県名古屋市)の「オフセットサイディングを利用した公共建築物の価値向上にむけた取り組み」、LIXIL(東京都千代田区)の「耐震リフォーム工法 アラテクト」の4件が選出された。
また、同賞のまちづくり・コミュニティ部門では、大和ハウス工業(大阪市北区)の「エネルギーもコミュニティも自立をめざした先導的まちづくり」、パナホーム(大阪府豊中市)の「かわい浪漫プロジェクト〜西大和ニュータウンにおける街再生の取組み〜」が選出された。
そのほか、地盤ネット(東京都中央区)の「地盤カルテ」がレジリエンスジャパン推進協議会会長賞、一条工務店(東京都江東区)の「i-CIF/EIF(お客様情報ファイル/従業員情報ファイル)を活用した災害時サポート体制(DRP(災害復旧計画)の構築」とエスジー(静岡県沼津市)の「木造住宅の繊維強化塗料によるモノコック耐震化」が優秀賞、金子建築工業(岐阜県恵那市)の「ZETH(Zero Energy Timber House)」が優良賞を受賞した。
今回の「ジャパン・レジリエンス・アワード」には、全国から242件の応募があり、一次選考(書類審査)と最終審査(審査委員審査)を経て、各賞が決定した。3月15日には都内で表彰式が行われた。詳細はこちら。
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