パッシブハウスジャパン関東支部は、木造住宅の構造設計に詳しいM’s構造設計・佐藤実氏を講師に迎え、温熱性能を追求する「省エネマニア」が見落としがちがな構造的課題を洗い出し、設計のポイントを解説するセミナーを4月15日東京で開催する。
近年高気密高断熱住宅が普及するなかで、吹き抜け・勾配天井・スキップフロア、また基礎断熱・付加断熱など構造性能に影響を与える仕様が増えていことに対処するために企画したもの。
会場は明治薬科大学剛堂会館ビル1階大会議室(東京都千代田区紀尾井町3-27)。定員30名。参加費は省エネ建築診断士(パッシブハウスジャパン認定)7000円、一般1万円。懇親会5000円(予定)。
申し込み・問い合わせは、FAX:0494-75-3523、Eメール:[email protected](担当:高橋氏)まで。
主なタイムスケジュールは以下の通り。
10:00-11:30 ・木造住宅の構造の基本理解(4号建築物の仕様規定)
・性能評価、長期優良住宅の耐震設計の基本
11:30-11:45 ・構造計算ソフトデモ
12:30-14:00 ・地盤調査と地盤補強、基礎設計との整合設計
・軸組部材の組み方と断面算定
14:15-15:45 ・吹き抜け、スキップフロアー、勾配天井を設計するときのポイント
・勾配天井の水平構面と通気層の関係、耐力壁の関係
・胴差部分の先張りシートと水平構面の関係
・通気性のよい床下空間を考えた基礎構造
・基礎土間下XPSの圧縮力の検討と基礎梁とのおさまり
・付加断熱の接合部
など
16:00-16:40 討論質問コーナー
16:40-17:00 アンケート記入
17:30-19:30 懇親会
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