LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は3月11日、消費税増税前に住まいを建て替え(新築)、買い替え(購入)、リフォームする予定や、気になることについて、全国の男女(既婚・未婚)8000名を対象に2月10日〜22日に実施したインターネット調査の結果を発表した。
「前回の消費税増税時、建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームをおこないましたか?」との質問では、「おこなった」が15.9%、「おこなおうとしたが間に合わなかった」が2.9%。「2017年4月の消費税増税前に建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームの予定は?」との質問では、「具体的に進めている」が3.7%、「考えている」が7.7%、「既におこなった」が2.1%だった。
これらのデータをクロス集計したところ、前回「おこなった」と答えた人のうち、今回も「具体的に進めている」という人は13.5%。前回「間に合わなかった」と答えた人のうち、今回「既におこなった」という人は15.5%、「考えている」という人は46.1%となり、前回増税時に「間に合わなかった」人が、早めの対策を心がけていることが分かった。
また、消費税増税前に、住まいの建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームを「進めている」人と「検討中」の人の合計910人に対して「建て替え(新築)・買い替え(購入)・リフォームで気になることは?」と質問したところ、「どのような減税措置や給付金などの負担軽減措置があるか」が34.9%で最多。続いて、「消費税増税前と増税後、どちらで工事するのが得か」(29.7%)、「住宅ローン金利の今後の変動」(26.8%)が多かった。
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