モリタホールディングスの100%子会社であるモリタ宮田工業(神奈川県茅ヶ崎市)は4月1日、延べ床面積275m2未満の小規模福祉施設でスプリンクラー設備の代替として設置可能なパッケージ型自動消火設備ⅠⅠ型「スプリネックス ミニ」の受注生産を開始する。
2015年4月の消防法改正に伴い、火災発生時に自力で避難することが困難な者が入所する社会福祉施設でのスプリンクラー設備の設置について、小規模・大規模に関わらず、原則として設置することが義務付けられたことから、小規模福祉施設への設置を目的に、このほど同製品を設計した。これまで27年間福祉施設や病院等で約2500件の導入実績を持つパッケージ型自動消火設備Ⅰ型「スプリネックス」を小規模福祉施設向けにコンパクトに設計したもの。
同製品は、従来の特定施設水道連結型スプリンクラーと比べて設置施設に負担が少なく、大がかりな配管工事が不要なうえ、優れた感知性能と高い消火性能で初期消火する。施設の状況に合わせ3機種から選択可能となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。