小松精練(石川県能美市)と大和リース(大阪府大阪市)は、超微多孔セラミックスに香りをつけた土壁調の内装材「AROMABIZ(アロマビズ)」を共同開発。小松精練が製造し、4月1日から大和リースが全国で発売する。
ベースとなっているのは、小松精練が2009年に開発したセラミック建材「Greenbiz(グリーンビズ)」。
布地メーカー最大手の同社の染色工場から副産物として発生する産業廃棄物(余剰微生物)を焼き切ることによってセラミックス材料を微多孔化。保水性能を大幅に高め、軽量化しており、屋上緑化および防水層保護材、インターロッキング材として利用できる。
この「グリーンビズ」を基盤に、壁・天井などの内装仕上げ材として開発。芳香液を吸着させることで、室内に持続的にいい香りが漂う。1カ月に2度のペースで芳香液の噴霧が必要という。芳香は白檀と花香の2種類。
基本サイズは160角、245角。厚みは10、22mm。1万5000円/m2〜。
3月8〜11日まで東京ビッグサイトで開催される「建築・建材展2016」共同出展する。
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