カナダ輸入住宅を手掛けるセルコホーム(仙台市)は、旗艦ブランド「ザ・ホーム」を一新、快適性や経済性、安全性など住宅性能を飛躍的に高め、3月5日販売開始した。
高性能32K相当グラスウールを2階天井・壁・1階床にそれぞれ採用。従来より断熱性を飛躍的に向上させた。さらに、1階床に2x10の床根太を採用したことで、より厚いグラスウールの充填が可能となり、真冬でも床からの底冷えのない暖かさを実現している。窓はトリプルサッシを標準仕様とし、UA値は0.37W/m2・K。外観デザインやインテリアをはじめ、建築地の気候などの状況に応じて構造や窓などの性能も選択できる「セレクトメイドシステム」も導入した。
ザ・ホームは、阪神淡路大震災の直後に、外周壁に2x6材を用いた枠組み壁工法(ツーバイフォー工法)を標準仕様として販売スタート。住宅の耐震性に対する関心が高まる中で市場から評価を受け、2010年には累計1万棟を突破した。発売から20年という節目を迎え、性能向上を図りながら多様化する住宅へのニーズに応えようと大幅なリニューアルを行った。
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