LIXIL(東京都千代田区)は、女性目線に立ったインテリア建材の商品開発を強化。2016年は落ち着きのある洗練されたインテリアを求める30代一次取得者層をターゲットにした「心からリラックスできる空間」を提案していく。
4月1日にも新しいインテリア建材シリーズ、床材、造作材を投入する。
目玉となるのは、ヨーロッパの最新トレンドであるグレイッシュ(灰色がかった)な木目カラーと横木目柄を取り入れた室内ドア・引き戸、クローゼットドアの建材シリーズ「Latteo(ラテオ)」。
ミルクの量でカフェラテの濃淡が変化するように、ホワイト系の「イタリアンウォルナット」からダーク系の「ショコラオーク」まで6色の木目色をそろえた。
特寸にも対応。ゆっくり静かに引き込むなど、引き戸の機能を3種類から選べる。
標準ドア5万7000円〜。
また、「ラテオ」ともコーディネートできる樹脂シート仕上げ床材「ラシッサ」シリーズを発売する。
2種類の基材(合板、パーチクルボード)、2種類の色展開(同社の基本木目色であるクリエカラー、トレンドカラー)を組み合わせた4商品で構成。
「足触りのよさにとにかくこだわった」とし、その樹種特有の触感・質感をエンボス加工で再現した「フットフィール仕上げ」をほどこしている。
303x1818x12。床暖房対応。上代価格2万4000円/坪〜。
さらに、見せる収納やワークスペース、ちょっとした腰掛けとして使えるシート仕上げ造作材「シートカウンター」もラインアップする。
カウンタータイプ(長1800・3600、奥行220・300・500)とベンチタイプ(長1200、奥行300)の2種類。内部をハニカム構造にすることで軽量化し、現場で必要な長さにカットできる。
クリエカラーとトレンドカラーの全12色。 前述の「ラテオ」「ラシッサ」とのトータルコーディネートが可能。
カウンタータイプ3万9000円(1800x300、クリエカラー)。
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