パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社はこのほど、シリコン系太陽電池のモジュール変換効率において、研究開発レベルで23.8%(開口部面積)を達成した。これまでのモジュール変換効率の最高値は22.8%だったことから、この値は世界最高記録(2月18日現在、同社調べ)という。
同社は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン膜を組み合わせた独自のヘテロ接合型太陽電池による太陽電池モジュール「HIT」の生産・販売を手がける。今回の成果は「HIT」の特長である高い変換効率を実現するヘテロ接合型太陽電池セル化技術と高出力モジュール化技術をさらに進化させたことに加え、太陽光をより有効活用できるバックコンタクト型セル構造を適用することで実現した。
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