国土交通省が2月29日発表した2016年1月の新設住宅着工戸数は前年同月比0.2%増の6万7815戸だった。季節調整済みの年率換算値は87.3万戸で前月比1.5%増えた。持家は前年同月比では2カ月連続でマイナスだったが、季節調整値は前月に比べ6.8%増の27.8万戸だった。
全体としては、2014年4月の消費増税後の駆け込み需要の反動減からは回復基調にあるものの、80万戸台後半での推移が続いている。
分譲住宅は前年同月比5.7%減の1万8903戸と、2カ月連続で減少。季節調整値も22.3万戸と前月比で0.9%減だった。
貸家は前年同月比5.3%増で3カ月連続で前年を上回った。ただし、季節調整値は36.7万戸で前月比で微減。
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