総務省が発表した16年労働力調査(速報)によると、建設業の16年平均の就業者数は584万人で前年から20万人・3.3%減った。建設業のほか、製造業、卸売・小売業などの就業者は前年から減少。一方、医療・福祉関連は29万人、サービス業は36万人増えた。
就業者と完全失業者を合わせた16年平均の労働力人口は、6642万人。前年に比べ24万人減少し、6年連続で減少した。就業者数だけをみると6329万人で、前年よりも13万人増え、平成9年以来7年ぶりの増加となった。このため、16年平均の完全失業者は313万となり、前年よりも37万人減った。
ただし建設業については、15年3月以降22カ月連続で減少している。
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