ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)は、岐阜のブランド桧(ヒノキ)「東濃桧」から生まれた、地球と家族への優しさをデザインした塗り壁「Mokkun」を販売している。プレカットの製材工程で発生する「東濃桧」の端材を有効利用するもので、塗り壁材の成分のうち、「東濃桧」の木粉を50%以上配合し、でんぷんのり、シラス、麻などを加えて作った100%自然素材の新しい塗り壁材だ。
「Mokkun」はヒノキの持つ本来の特性との相乗効果から、吸放湿に優れ、室内を快適な空気環境に保つ。アレルギーや化学物質敏感症の人にも優しく、素材から香る桧のやさしい香りには癒し効果が期待できる。香りの元となる成分の「フィトンチッド」は、鎮静作用を促し、自律神経を安定させる効果がある。雨や梅雨など湿気の多い時期は、桧の粉が水蒸気を吸うことによって、より一層香りを放ち、家にいながら森林浴気分を味わうこともできる。
また、ヒノキ本来の自然の消臭性能に加えて、消臭性をさらにパワーアップする自然素材を配合しているため、家の中の生活臭を吸着・脱臭する。さらに、木材を50%以上配合しながらも、不燃素材として必要な基準を満たす性能を確保している。
カラーバリエーションは、本格和室にも合う「桧色(MUKU)」と、洋風空間に人気の「白色(SHIRO)の2色。さらに、木材の素材感あふれる粗目タイプの「チップタイプ」とコテ塗りで表情を出しやすい細か目タイプの「パウダータイプ」から選べる。
同社は現在、「Mokkun」の販売代理店を募集している。
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