建設業の技能職種の日給平均は1.9%減の1万3790円―。
厚生労働省は、16年の建設業の技能職種別賃金調査の概況をまとめた。日給平均は平成14年から3年連続で前年を下回った。
●日給平均
主要職種のうち、賃金は電気工が1万5300円(対前年比増減率1.8%減)で最も高く、鉄筋工が1万1840円(1.3%増)で最も低い。とび工は1万3520円で2.2%増。この3職種が前年から増えた。
以下の職種は前年から減った。配管工1万3200円(3.8%減)、機械運転工1万3650円(同3.5%減)、大工1万3830円(1.1%減)、型枠工1万2130円(1%減)、塗装工1万3140円(0.9%減)、貨物自動車運転者1万2130円(4.7%減)、左官1万3520円(同1.2%減)。
地域別にみると、南関東が1万6070円で最も高く、東海1万5310円、近畿1万4990円、京阪神1万4900円、北陸1万3480円、四国1万2920円、北海道1万2790円、北九州1万2570円、東北1万1860円、南九州1万1320円と続く。
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