LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は、「住まいのリスク回避に関する調査」の結果を発表した。95%以上の人が「土地の地盤評価を知りたい」と答え、地盤に対する興味が高いことがわかった。
全国の既婚男女8000人を対象に「住まいの購入に関する調査」を実施し、「一戸建てに住みたい」「現在の住まいをリフォームしたい」と回答した500人に聞いたもの。
また、知っているハザードマップについての質問には、半数以上が「洪水・河川氾濫・水害」をあげ、次に「防災マップ」「津波・高潮」と続いた。一方、参考にしたいと思うハザードマップについては、1位は同じ「洪水・河川氾濫・水害」となったが、2位は「地震」、3位は「土砂災害」となり、知名度が低いにも関わらず上位に入る結果となった。
「将来一戸建てを建てたい(現在賃貸)」、もしくは「現在の住まいとは別の場所に一戸建てを購入したい(現在一戸建て)」という人に、重視する条件を質問したところ、土地については「利便性」(67.8%)を、住まいに関しては「耐震性」(55.3%)を重視するという回答が得られた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。