YKK AP(東京都千代田区)は、インフルエンザや肌の乾燥と、「窓」に発生する結露の関係性を社内試験で検証。このほど、その結果を発表した。
アルミ窓(単板ガラス)と、樹脂窓(Low-E複層ガラス)を使って部屋の湿度変化を比較・測定したところ、アルミ窓では結露発生とともに部屋の湿度が下がり続けるのに対し、樹脂窓には結露が発生せず湿度も一定に保たれていたという。
インフルエンザの感染予防として、室内の湿度を保つことの重要性が医療の分野でも注目を集めている。結露の防止がインフルエンザ対策としても期待される。
また、部屋と肌の水分量を比較・測定したところ、アルミ窓の部屋では結露が発生すると部屋と肌の水分量が減少するが、樹脂窓の部屋では湿度が保たれるため肌の乾燥も防げるという。
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