国土交通省と農林水産省は2月18日、各省庁が2014年度に整備した公共建築物の木材利用状況をとりまとめて発表した。積極的に木造化を促進する低層(3階建て以下)の公共建築物100棟のうち木造で整備したものは32棟で、前年に比べると33.3%増加した。棟数ベースの木造化率は11.7ポイント増。延べ面積は4047m2で28.9%減となった。
内装等の木質化を行った公共建築物の棟数(木造で整備を行った公共建築物は除く)は6.8%増の172棟だった。
木造化及び木質化による木材使用量は2705m3で59.6%減少した。