厚生労働省は平成19年に静岡県で開催する「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」の基本計画を発表した。今年4月に、財団法人2007年ユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会(仮称)を設置、本格的な準備に入る。
基本計画をさらに具体化した実施計画を策定するとともに、大会の成功に向けた広報活動を進めていく。
ユニバーサル技能五輪は、第39回技能五輪国際大会と第7回国際アビリンピックを同時開催する史上初めての大会。キャッチフレーズは「個性輝く祭典〜見せよう、伝えよう、技能で輝く個と社会」。
技能五輪国際大会は19年11月7〜21日(競技は15〜18日)までの15日間、沼津市の門地地区で、国際アビリンピックは11月13〜18日(競技は15〜17)までの6日間、静岡市のツインメッセ静岡を主会場に行われる。
技能五輪国際大会の実施種目は、建築大工・建具・石工・造園・れんが積み・タイル張り―など40職種内。デモンストレーション(公開)競技として金属屋根葺きなど5種目を行う。
国際アビリンピックは、家具製作など25職種程度を実施。5職種程度の生活余暇競技を競う。
同省らは、大会期間中、20万人以上の来場者を見込んでいる。
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