すみれ建築工房(神戸市)代表の高橋剛志さんによる著書『職人起業塾』(ザメディアジョン)が2月に発刊された。
書籍では、なぜ職人にマーケティングが必要なのか?を「意識を変えること」「自分の強みを明らかにする」「ご縁を紡ぐ」といった段階ごとに、丁寧に解説。「最大の顧客接点は職人であり、その職人の意識が変わることが工務店のマーケティングそのものと直結している」という理由が分かりやすい言葉で説明されている。
著者の高橋さんは工務店としての仕事の傍ら、社員職人での施工を強みに変えるため、社内教育の一環としてマーケティングを学ぶ勉強会「職人起業塾」を開始。「職人にこそマーケティングが必要!」を合言葉に、グループコーチング形式での理解しやすい勉強会がSNSや口コミで評判を呼び、現在では協力会社の職人も学ぶほか、多くの経営者も参加している。
JBN京阪神木造住宅協議会での出張講義も定期的に行っており、2015年には厚生労働大臣の認定事業ともなっている。高橋さん自身も「販促費なしで売り上げ5億円」を実現している。
問い合わせはザメディアジョンまで。1500円(+税)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。