一般社団法人ワークショップ「き」組(東京都中野区)は4月から第13期「木組のデザイン」ゼミナールを開講する。現在、同講座の受講生を募集している。
「木組のデザイン」ゼミナールは、美術と技術の二方向から美しい木組の架構と温熱環境の構築の手法を学び、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで実践力を身に着けることができる講座。入門コース「美術講座」、上級コース「木組講座」、実践コース「実践木組講座」の3コースからなる。
「美術講座」は、家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養うとともに、 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。「木組講座」は、初めて木の家を学ぶ人や改めて木組の家を学びたい人のための実習で、木組の家づくりにかかわる実施構造図から模型までの木組を学ぶ。「実践木組講座」は、改正省エネ法に完全対応の「温熱講座」として、実践的で即実務に活用できる「進化する伝統構法」の最新技術を学べる。
講座スケジュールは、入門コースが4月~8月、上級・実践コースが9月~来年1月(月1回開催)。会場は、入門コースと上級コースが一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102)、実践コースがAGCスタジオ(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館1・2階)。
受講料は、入門コース・上級コースが各8万円(1講座1万6000円×5回)、実践コースが受講料5万円。初めて受講する場合は受講料+入学金1万5000円。
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