国立研究開発法人建築研究所(茨城県つくば市)は2月16日、地域に根ざした優れた住まいづくりやまちづくりを表彰する「平成27年度建築研究所すまいづくり表彰 地域住宅賞」の受賞作品を決定して公表した。
同賞は昨年10月22日〜12月17日の期間に応募を募り、審査委員会による審査を経て、「住宅部門」の地域住宅賞(2点)、地域住宅奨励賞(2点)、「地域部門」の地域住宅賞(1点)、地域住宅奨励賞(2点)を選定したもの。受賞作品は3月4日開催の建築研究所講演会で表彰とパネル展示が行われる。
受賞作品は以下の通り。
【住宅部門】
[地域住宅賞]
・「岩沼市玉浦西災害公営住宅B-1地区」(有限会社 都市建築設計集団/UAPP 手島浩之氏)
・「i-HOUSE」(松浦一級建築設計事務所 松浦良博氏)
[地域住宅奨励賞]
・「コンパクトシティへの先導モデル 夕張市営住宅歩・萌団地」 (有限会社アーキシップアソシエイツ 取締役 久保田知明氏 他応募者12名)
・「林業で栄えた町の、山を見てつくる家 小規模人工林と地域の技術を活かす構法と生産」(釜床美也子氏)
【地域部門】
[地域住宅賞]
・「コンパクトシティへ向けた夕張市真谷地団地集約化事業」(北海道大学大学院工学研究院都市地域デザイン学 瀬戸口研究室(教授 瀬戸口剛氏))
[地域住宅奨励賞]
・「奥越大工塾」(福井県建築組合連合会 奥越ブロック会)
・「民家と民家を支えるしくみ再生「木と土の家」普及啓発」(山口民家作事組)
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。