住宅機器事業などを展開するダイキアクシス(愛媛県松山市)の連結子会社であるシルフィード(東京都中央区)は、『小形風力発電機(VAS-3.0)』のフィールドテストによる性能確認を完了し、2月から量産販売を開始する。
同製品は、特許技術により、低風速域での良好な起動性、中風速域での高いエネルギー変換効率を実現し、高風速域でも風車を停止させることなく安全に発電し続けることができるもの。
主な用途は、「系統連系(売電)」と「独立電源」に大別されるが、当面は「独立電源」用途目的に販売する。施設園芸農業や植物工場向けの化石燃料代替エネルギー、公共建築物や施設向けの災害用緊急電源、離島や山岳地域等の無電源地帯向けの独立電源などに利用できる。
本体価格(予定)は350万円(オプション、工事費および消費税別途)。
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