環境省は来年度から、一定条件を満たす「二酸化炭素低排出住宅」に対して1戸あたり40万円を補助する「環の匠(わのたくみ)住宅整備事業」を行う。住宅部門の温暖化対策の強化が狙い。17年度に全国で1000世帯前後を募集する予定だ。17年度の予算は規模は5億円。
補助の条件は、[1]3kW以上の太陽光発電システムの設置、[2]複層ガラス・樹脂サッシ・断熱材・断熱ドアの導入、[3]補助を受けた住宅の居住者がエネルギー消費量・CO2の削減状況のレポートを環境省に提出の3つ。
18年度・19年度にレポートによるモニタリングを行い、その成果を二酸化炭素低排出住宅に活かしたい考え。