安成工務店(山口県下関市)は2月9日、同社の家づくりを担うトライ・ウッド(大分県日田市)、エコビルド(山口県下関市)、デコス(山口県下関市)の3社が、家づくりのサプライチェーンとしてCFP(カーボンフットプリント)宣言認定を取得したと発表した。
CFPは商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサ イクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を「見える化」する仕組み。「見える化」された情報を用いて、事業者がサプライチェーンを構成する企業間で協力して更なる排出量削減を推進することが目的。
CFP建材の認定を受けたのは、トライ・ウッドの天然乾燥木材「輪掛け乾燥構造材」、エコビルドの半自動プレカット「天然乾燥化粧構造材」、デコスの新聞紙をリサイクルした断熱材セルロースファイバー「デコスファイバー」。家づくりのサプライチェーンとしてCFP宣言認定を取得したのは日本初という。
3社のCFP建材を使用することで、同社は環境と人にやさしい家づくりを推進する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。